リスク回避の金買いの背景

ご存知の方はご存知だと思うが、金(ゴールド)の価格が最近上がり続けている。それも数年間ずっと上り調子である。最近は少し落ち着きつつあるようだが、それでも金の価格は今なお底堅いものを感じる。

実は昔から金はリスク回避の物として重宝されている。なぜなら、金は美しいからだ。金のあの独特の輝きは、時代を超え国を超える。時間も国も関係なく永遠不変の美しさとして重宝されている。

例えば恐慌が起こったとする。何もかも、物の値段が下がる。この間まで価値があったと思われるものが、価格暴落が発生してしまったために価値がゼロに近くなる事も歴史上何回も発生している。だが、金は常に価値が有る。金だけでなくダイヤモンドなども同様だと思うが。つまり、これ以上価格が下落して今持っているモノの財産の価値までが下がってしまうのは困るので、金を購入する事となる。そして恐慌が落ち着いてくると、今度は金の価値が下がり始める。そうなったら金を売却するという考え。うまく考えているものだと思う。

数年前に金融ショックが起きているのだが、その少し前辺りから金は買われ始めている。ここ数年の景気低迷の間はずっと金は買われ続けてきた。少し金の価格が落ち着いているという事は、景気低迷の暗雲は晴れるのだろうか。それは誰にも分からない。

いずれにせよ、また不景気が襲ってきたら金を購入しておくのは決して悪い選択では無いと思う。リスク回避を考える事は、ビジネスでも為替でも日常生活でも重要なのだから。
メタトレーダー